サイトのURLやテーマのURLなど

WordPressで投稿記事や固定ページなどを作成する際、サイトのURLをそのまま入力していませんでしょうか？
ホームページ制作を請け負っている業者全般とまではわかりませんが、少なくとも当オフィスでは、仮サーバーで制作し、クライアントさまに確認していただいた後、本番環境に反映させる作業の流れになります。この時、投稿記事や固定ページに入力したURLを変更するのは面倒であることから、ショートコードを使って入力しています。

URL以外も含めてショートコード化

ショートコードで取得できるようにするのであれば、上記のURLだけではなく、サイトの複数個所に記述される項目をショートコードで得られるようにし、制作途中や将来的に変更があった場合、簡単に対応できるようにしておくとよいのではないかとの考えで下記を functions.php に追加します。

function set_site_initial()
{
	$rt = [
		'companyName'    => '株式会社サンプル',
		'siteUrl'        => home_url(),
		'templateUrl'    => get_template_directory_uri(),
		'telNumber'      => '012-345-6789',
		'telNoHyphen'    => '0123456789',
		'faxNumber'      => '098-765-4321',
		'email'          => 'info@example.com',
		'openTime'       => '9:00',
		'closeTime'      => '18:00',
		'holiday'        => '土日祝日',
		'zipCode'        => '252-0206',
		'addressPref'    => '神奈川県',
		'addressCity'    => '相模原市中央区',
		'addressStreet'  => '淵野辺1-19-25',
		'addressbuild'   => 'サンプルビル1F',
		'representative' => '原田 大輔',
		'foundaingDate'  => '2002年8月3日',
	];
	return($rt);
}

function setSiteInitial($atts)
{
	$rt = '';
	if( isset($atts[0]) && $atts[0] )
	{
		$ini = set_site_initial();
		if( $atts[0] === 'siteUrl' || $atts[0] === 'templateUrl' )
		{
			$rt = esc_url($ini[$atts[0]]);
		}
		else
		{
			$rt = esc_html($ini[$atts[0]]);
		}
	}
	return($rt);
}
add_shortcode( 'siteInitial', 'setSiteInitial' );

投稿記事や固定ページ

投稿記事や固定ページで使う場合は、ショートコードとして、下記のように入力することにより、該当値が出力されます。

<ul>
	<li>[siteInitial companyName] ・・・ 「株式会社サンプル」を出力</li>
	<li>[siteInitial siteUrl]     ・・・ サイトのURLを出力</li>
	<li>[siteInitial templateUrl] ・・・ テーマのURLを出力</li>
	<li>[siteInitial telNumber]   ・・・ 「012-345-6789」を出力</li>
	<li>など</li>
</ul>

テーマファイル

header.php や footer.php などテーマのファイルで使う場合は、set_site_initial() を呼び出せばよいだけです。
esc_html() や esc_url() を適切に使ってください。

$siteInitial = set_site_initial();
var_dump($siteInitial);

最後に

「ホームページを公開したけど反響がない」とお悩みの場合は、神奈川県相模原市にあるオフィス木蓮までご相談ください。お見積もりは無料です。セキュリティ対策を最優先とし、基本的ではあるものの高スコアなSEO対策を提案します。他社で制作されたホームページでも対応しますのでお気軽にお問い合わせください。